薄毛のタイプは何種類かあるといわれていますが、男性で多いといわれている薄毛のタイプがAGAと呼ばれるタイプの薄毛であるといわれています。AGAの特徴としては、20代から30代の頃から少しずつ髪の毛が薄くなっていくという特徴があります。また、髪の毛が薄くなっていく部分としては、額の生え際、あるいは頭頂部の毛が薄くなっていきます。遺伝の関係も深いといわれており、家族の中に薄毛の人がいる場合は、AGAになる可能性が比較的高くなるということが言われています。
これまではこのAGAによる薄毛の進行を食い止めることはできませんでしたが、最近では、治療をすることによって改善が見られるようになってきています。そこで、AGAの主な治療方法としては、内服薬を服用するという方法と、外用剤を頭皮に塗布するという2種類の方法で行われます。内服薬に関しては、薄毛の原因とされている、髪の毛の成長を止めてしまう酵素の働きを抑制させる薬を内服することにより、薄毛の成長を再び促すことができます。外用剤に関しては、頭皮の血行状態を良くし、頭皮にしっかりと栄養を行き届くようにする作用があり、薄毛に効果的であるといわれています。
もしも、このような治療をしたいと思うのであれば、専門のクリニックで一度検査をしてみるとよいでしょう。ただし、薄毛の専門治療は自由診療となっており、多少費用はかかるということになります。費用をなるべく抑えたいのであれば、自分で薬を入手して服用するという方法もあります。